2007年7月2日月曜日

Nitty-gritty parts of this kite. 凧の部品

当たり前ですが、凧の飛行性能を決めるのは「その軽さ」です、揚力を稼ぐために主翼を大きくすれば重くなるのは当たり前ですので、布地の軽さと骨材の軽さがポイントです。この凧は29gで、風速2mから3mの時の揚力がこの値を軽くクリアーしていないといけません。百円ショップのポリエステルジャンプ傘から8枚の3角形の布(700m2/枚)が取れます。3.7g/一枚で、有り難い事に廉くてこれ以上の生地はありません。小間物屋でシフォンの30番くらいが手に入ると言いのですが、アイロン加工が難しく、しゃきっとしませんので、これで十分です。これだとかの有名のバイオカイトが使っている不織布より遥かに廉く、いくらでも手に入ります、^_^;。それに、石油が上がるとますます薄くなりますので、より好都合ですね!骨組みが実は一番問題で、竹ヒゴの重さはちょっと辛いですね。竹ヒゴの代りにカーボンの細いチューブが手に入れば、もっと軽くなると思いますが、結構高く、年金生活者には辛いので、そこまでしなくてもと言い聞かせて我慢しています、>_<;。また、5mを超える強風でも骨組みを維持してくれる竹ヒゴはほんとに有り難いです。カーボンチューブは徳島の凧材料屋さんが売っておられますが、通販ですので目で確認できないのが残念ですね。もう一つ大事なことを忘れていました、それは凧を揚げる糸です、リールに巻いてあるのはDaiwaの2号のテグスです、これを普通のタコ糸にすることは出来ません、タコ糸の空気抵抗、重さによって凧は飛ばなくなります!