2019年3月31日日曜日

モノクローム写真、単なる白黒写真?










昔、高校生の頃友達のおうちが貿易商をやっておられて、その方のお父上があのLeica M3を持っておられました。当時としては大変高価で、羨ましさを通り越して、たんに憧れていただけでした。それから30年経ってミュンヘンに行った時、売春宿の隣にあった質屋でLeica M3を格安で求め、ロンドンに渡った時に50㎜のレンズを同じく格安にて求め、写真を撮りまくっていました。当方の今持っているデジカメが、そのLeicaの味のする写真を撮れるモード、L.モノクロームというモードを持っているのに気づき、そのモードで写真を撮ると、あのこってりとした写真が撮れるというのです。早速試したのがこれです!

当時質屋の店員、若い娘さんとやり取りしたのが、めっちゃ懐かしいですね。当方が値切ったところ、彼女が「Ich muss leben!」と声高に宣いました、こちらも「Ich auch.」とやり返しましたが、結局相手の言い値、600マルクで購入しました。